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創って踊るSucker x punch & SoultoU裏方・しづこの日々の日記雑記つぶやき録。
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しづこ
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女性
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音楽業界裏方稼業
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読書、音楽鑑賞、手芸、ベリーダンス等々
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Sucker x punchのスタッフになって早数年。日々、メンバーに支えられて生きています。笑顔で頑張りまっす。
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先日読み終わりました「図説 吉原事典」。
ひとこと、面白かったし勉強になりました!

女郎は体を張って仕事をしているから、お客を一晩に何人も取るのは
どれだけ心身に負担がかかるのかとか、
病気に対する知識が乏しいために病気が蔓延してしまい、
どんな結果を迎えるのかとか、容易に想像がつく。
一体女郎たちはどんな思いで仕事をしていたんだろう。
花魁にまで上り詰めて日本中の老若男女から憧れられても、
心の中はどんなだっただろう。
そう思うと、涙なしには読めませんでした。
多分、男女で感想が全く異なる本だと思います。

ちなみにこれを読み終わったその夜、「吉原炎上」を借りて見ました。
かなり忠実に作られた映画ということが良く分かりました。
本当に、こういう人生を送った女郎はたくさんいたことと思います。



はい次「婦系図」。
泉鏡花独特の、美しくも難解な文章に途中で投げ出してしまいましたが、
ストーリーはいたってシンプル。
ただ、ストーリーが大きく動き出すまでが長い長い…。
途中すごくだらだらしてしまうんだけど、後半1/4は涙涙でした。
主人公・早瀬主税(ちから)をとりまく女性たちの優しさ、強さ、
それぞれの愛情表現が切ない…。
早瀬の妻・お蔦と早瀬の恩師・酒井のやりとりも切ない。
ただ、やっぱり文章が難解だったので、もう1回読み返したいとも思います。

ちなみに、中学生?高校生?の頃「高野聖」を読もうと思って買ったんだけど、
やっぱり美しく難解な文章に心が折れてそのまま…。
今度ちゃんと読もう。
「外科室」も読みたい。


そして今はというと…
滅多に読まない最近のベストセラーでしかも女流作家「殺人鬼フジコの衝動」を
読んでます。
本屋さんでずっと気になってて、昨日買ってみたのですが、本当に数年ぶりに
読むのを止められない本です。
昨日も電車だけじゃ我慢できず家に帰ってから夜中の2時まで読んじゃって、
もうすぐ読み終わっちゃいます。
一緒に「南総里見八犬伝」も買ったんだけど、先にフジコの続編買って読んじゃう勢い。
感想は後日。

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先日読み終わりました「曾根崎心中・冥途の飛脚・心中天の網島」。
基本的には、遊女と深い仲になった店の主人や跡取りが、
恋を成就させるため心中を図るというもの。
理由はそれぞれだけど、この3話の中で一番好きなのは「曾根崎心中」ですね。

主人公徳兵衛も遊女お初も、全然悪くない。
なのに何で死ななきゃならないの…。
2人はお互いにもうお互いでなくては生きて行かれないほどの深い中で、
何もなければお初の年季が明けるのを待つか、身請けが出来たかも知れないのに、
もう、周りの人達のせいで死ぬより外に道がなくなってしまう。
特に、友達面した九平次が腹が立つ!!
コイツがもう極悪人過ぎ!!

「冥途の飛脚」と「心中天の網島」は、ダメ男と、そんなダメ男を愛してしまった遊女のお話。
「冥途の飛脚」の飛脚屋の跡取り養子忠兵衛は、遊女梅川に入れ込んで、店のお客のお金を
使い込んでおり、なんと他の客に身請けされそうになったのを防ぐため、梅川の身請け代まで
お客のお金で払ってしまった。
「忠兵衛、ダメだってーー!!」って思うし、忠兵衛もダメだと分かってるんだけど、
色々な男の意地やら何やらで、嘘までついて、小判包みを開封しちゃう場面は
ホントに悲しい。
真実を知った梅川の「ホントに仕方のない人ね、でもそうさせたのも自分、
そんな男を愛してしまったのも自分」って思っているんだろうなと分かる描写が
また悲しい。
使い込みはもちろん犯罪、忠兵衛と一緒に逃げた梅川…忠兵衛がダメ男って
分かってるのに、忠兵衛じゃないとダメなんだよね…。
気持ちが分かるだけに切なかった。

「心中天の綱島」の治兵衛は、妻子ある身でありながら遊女小春に入れあげ、
心中の約束をしてしまうんだけど、2人を会わせないようにした楼主のはからい、
周囲の忠告、妻や小春の気遣いも分からないダメ男なの。
3人の中でコイツが一番勝手でダメ男だと思う!
でも、妻も小春も頭の良い、優しい情の深い女性なの。

この3話を通して思ったのは、この世で結ばれないならあの世で、とか
死ぬなら一緒、とか、そういう気持ち分かるし、そこまで思える相手に
巡り合えるのって形はどうあれ幸せだよね、と。

すごく短いお話なので、読んだことのない方、お勧めです!
角川ソフィア文庫から出ている、現代語訳が付いているものは
読みやすいですよ。
コレ。



「図説 吉原事典」

結構面白いの、コレ。
専門書や史料を紐解かなくても、これ一冊でかなり吉原のことが分かります。
郭の格や大きさ、住んでいる人々とその職業、仕事内容、給料、揚代(女郎遊びの値段)、
女郎が客を取れるようになるまでの流れ、
女郎のランク、生活、一生等々…


読んでてふと、

私、吉原がどんなところで女郎が何をする人なのか、いつから知ってたかなぁ?

と思いました。
いつの間にか、知ってたなぁ…何でかしら?

映画「吉原炎上」を初めて見たときには既に分かってたような気がするなぁ。
「吉原炎上」すごい好きで、花魁道中はあれで初めて見て感動した。
女郎って、なんて強くて悲しいんだろう、って子供ながらに思ったなぁ。
先輩女郎が新入りの女郎に身をもって仕込むシーンは本当に美しくて、
その裏に悲しみがあって、好きなシーンのひとつ。
普段、ああいうというか、もっと下世話な話とかは苦手な私ですが、
「吉原炎上」は素晴らしいと思う。

この本を読むと、事実に基づいた映画だったんだなぁというのが良く分かります。


まだまだ読み途中だけど、お薦めですよー!

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