改めまして「十三人の刺客」観てきました。
出演陣が細部まで豪華!
本当に面白かったです。
藩主の命を狙うのですから、当然敵味方はあります。
でもそこに善悪はない。
藩主の命を狙うも善、藩主の命を守るも善。
悪は藩主ただひとり。
自分の主が悪であっても命を賭して守るのが家臣勤めと
己の揺るぎない新年を貫く鬼頭半兵衛が素晴らしかったです。
藩主が老中に就任しては天下の大事と、命を奪うことが正義と信じ
勝機をじっと待つ島田新左衛門が素晴らしかったです。
残虐で我が儘放題の暴君斉韶のエキセントリックぶりが本当に良かった!
吾郎ちゃんスゴい
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誰がスゴいという問題じゃなくて、全てがスゴい。
ラストあたりの斉韶の一連のセリフも、私は憐れなものを感じました。
ところどころで涙を流さずにはいられませんでした。
多分、近々また観に行くと思います。
本当に素晴らしいです。
是非!
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