先ほど夕食を食べているとき、TVでDead or Aliveという
イギリスのバンドのVo.ピーター・バーンズなる人の
奇跡の復活劇をやっていました。
美を追求するあまり、鼻、頬、唇の整形を繰り返し、
セクシーな唇をつくる物質を注射しすぎ、体内に吸収されて
しまったことが原因で顔面は崩れ、失明やら命やらの危機に
晒され、一命は取り留めたものの二度と人前に出られる
顔ではなくなってしまう。
そして彼は「顔面再生」のため、イタリアへ。
治療費のため豪邸も過去の作品の著作権まで売り払ったとか。
そして復帰…

実際の崩れた顔とか、口から顎の皮膚の下にかけて出来てしまった
肉芽腫からばい菌が入って、唇から膿が出ている写真とか、およそ
食事中には絶対に見てはいけない写真の数々に、どんどん衰える
私の食欲…。
若干気持ち悪くなってしまいました。

整形しなくっても十分きれいな顔なのに、『ロックスターなるもの
美しくなければならない』という彼の過剰な美意識のため、
最終的にバンド仲間も顔も財産も過去の栄光も全てなくなってしまう
なんて、悲しいというか何と言うか…
過ぎたるはなお及ばざるが如しとはまさにコレ。

私はこのバンドのことは名前くらいしか知らないんだけど、
80年代のディスコシーンでは人気があったのですね。
確かに曲もPOPだし、聴いてて楽しい。
これとか、多分整形する前のものなんだろうけど、カッコいいもん。



そしてこれ。


結構いろいろ整形したんだろうけど、ここで止めておけば良かったのかも。
だってコレカッコ良いもん。
しかしなぜ女性の格好をしているのか…
やっぱり突き詰めるとこうなるのかな？

これが、奇跡の復活TV出演。


顔がまだ腫れてる…声も病み上がりっていう感じ。
痛々しいです。


でも、私こういう音楽好きだなー。
CD買ってみようかな。


あ、このピーターさん、現在48歳だそうです。
なんか…スゴイです。