届きましたー!
通販で購入した「魍魎の匣」のDVD。
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初回版はその名も『「魍魎の匣」の箱』。
映画を観に行こう行こうと思っていてうっかり忘れてしまった
「魍魎の匣」です。
京極夏彦の京極堂シリーズでも最高傑作なのがコレです。
これが本編+特典ディスクが入っているケース。
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これが初回特典に入っている冊子、豆本、京極氏の描いた魍魎のカード。
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早速観ちゃいました。
感想としては…
ちょっと分かりづらいのと、原作からあの受けた衝撃はなかった。
というのが正直なところです。
だって私鳥肌が立つほどの衝撃を受けて、読んでいたカフェで
叫びそうになったほどでしたから。
思わず既読していた友達にメールしちゃいましたから。
とにかくすごい衝撃を受けたのですが、残念ながら映画からは
その衝撃はありませんでした。
やっぱり文章というのはスゴイと思いました。
想像力をかき立てられます。
目で見る映像はそれをそのまま受け取ってしまうから、なかなか
自分の頭の中では想像しにくいですし。
いや、でも面白いですよ。
是非、原作を読んでから観ることをお勧め致します。
私は薔薇十字探偵社の榎木津礼次郎が好きなんです。
もちろん京極堂も好きですけど。
っていうか、京極堂、榎木津、関口、木場の関係というか
やり取りが好きなんですよね。
みんなヒトクセふた癖あって、魅力的な人物です。
映画版「魍魎」では、もっと木場に見せ場を作って欲しかったな~。
だって本当はもっとかっこよくて大活躍なんです、木場。
ちょっと少なすぎました。
2時間半でまとめるにはこれが限界だったのかなぁ…。
この前の「姑獲鳥の夏」ももちろん観たしDVDも持ってますが、
こっちの方が映画としては好きです。
やっぱり実相寺監督が良かったのかな、っていうか好きなのかも。
亡くなっちゃったんですよね、残念です。
また読み返したくなっちゃいました「魍魎の匣」。
こういうのが好きな方にはオススメです!