板東玉三郎の「牡丹亭」中国・昆劇合同公演を
観に行ってきました!
母が講師をしている着付教室のみなさんと一緒に。
私は当然洋服で。

昆劇初体験!!
実は小さい頃から歌舞伎や京劇、昆劇に興味が
あったので、すっごく楽しみにしていました。

物語は、美しい乙女・杜麗娘(とれいじょう)が
夢で出会った美しい青年・柳夢梅(りゅむんばい)と
恋に落ち、恋焦がれて病に倒れて亡くなってしまう。
その後、杜麗娘が埋葬されている花園で静養していた
柳夢梅の元に幽霊となった杜麗娘が通うようになり
逢瀬を重ねていく。
杜麗娘がすでにこの世の人ではないことを知り
悲しみに嘆く柳夢梅は、杜麗娘を蘇らせる儀式を行う。
柳夢梅の純粋な思いが届き、杜麗娘は生き返る…
という、昔話に良くあるようなストーリーです。

もう、玉三郎の美しさといったら!!
昆劇なので、全編中国語。
しかも高らかに歌い上げながらの台詞。
これをたった3年間で習得するのは
想像も出来ないような過酷なことだったと思います。
中国語の発て難しいんですよね。
ちょっとやっていたことがあるので。
すごかったです。
言葉が見つからないほどです。
中国語なので、舞台の両脇に電光の字幕がでるのですが、
字幕を読むと舞台が観れないし、舞台を観てると
字幕が読めないしと、ちょっと忙しかったですが(笑)
でも、最終的には感動で涙が出てきました。
物語に、というのではなく玉三郎の美しさに。
どんな美辞麗句を並べ立てても、玉三郎の
美しさは表現できません。
ずうっと見つめていたいほどです。
日中間ではいろいろありますが、こういう文化交流は
私は素晴らしいことだと思います。
次は歌舞伎を観に行きたいなぁぁ。
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