何となくぽや～っと、

「今2月かぁ、バレンタインがあったなぁ」
とか
「来週はもう3月かぁ、卒業式だなぁ」
とか思ってたら、大学時代のことを思い出しました。


もう時効だからいっか（笑）





大学4年間、ずっと片思いしてた人がいて、
私は好きな人には緊張しちゃって話し掛けられない性格だから、
だんだん話せなくなってしまったんです。


その人は大学に通うために東京に出てきたから、卒業すれば実家に帰ってしまう。
だからせめてバレンタインにチョコを渡したいって思って、
かなり頑張って、電話の前で2時間位悩んで、血を吐く思いで電話して
待ち合わせて何とかチョコを渡せました。

「オレ、お返しとかしないよ？」って言われても、
私と会って、受け取ってくれたことが嬉しくて、
その言葉が充分お返しでした。



なのに、やっぱり卒業前に、これでもう会えなくなってしまうから、
一度で良いから一緒にご飯食べたいなって思って、
当たって砕けろ精神で、それこそ体中の穴という穴から血が出る思いで
ご飯に誘ったんです。





「オレ、女の子とそういうの、苦手なんだよね…」





当たって砕けろどころか、全くの予想外の返事に血の気が引いて頭真っ白。

ああ、私はこの人の気持ちを考えることもしないで、
自分の勝手な気持ちをぶつけてしまった、と本当に申し訳なくて

「そういうこと知らなくて、ごめんなさい」

って、電話を切りました。
なんて自己中なんだろう、私って思って
すごく申し訳なくて、電話の前で号泣してしまいました。
一緒にご飯なんて、高望みだったんだって。





でも、今思うと、そんな風に頑張った自分がスゴイ！と思うのです。
良く頑張ったねって褒めたいくらい。
今の私には到底出来ません。


だって、未だにメールするのにも血を吐く勢いですから（笑）

若いってスゴイなぁと思います。

懐かしい、愛おしい思い出です。









そして時効どころか。

これ書いてる最中も涙する私（笑）
まだまだ時効は来ていないようです。


でも書けるようになっただけ、ちょっとは傷も癒えたのかな？